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住吉大社のおみやげも見つかる!大阪の「粉浜商店街」は雨の日の観光にもぴったり
大阪のパワースポット・住吉大社の門前町が「粉浜商店街」。地元の人々の生活を支える生鮮品や生活雑貨の店が並び、通りには屋根が付いているので雨の日でも買い物を楽しめるんです。粉浜商店街の魅力を、留学生のエヴェリンさんとレポートします!
粉浜商店街ってどんなところ?
粉浜商店街とは、大阪市住之江区にある商店街です。大阪のパワースポットとして知られる住吉大社の最寄り駅、南海本線の住吉大社駅から粉浜駅までの1駅分の区間に120軒もの小さな商店が並びます。商店街にはアーケードと呼ばれる屋根がついているので、雨の日でも買い物が楽しめます。
利用客のほとんどが地域住民という地元に密着した商店街のため、扱われている品物は、野菜や肉、魚などの生鮮品や、生活雑貨などが中心。観光地化している商店街とはひと味違うローカルな雰囲気が魅力です。日本人がふだん使いしている安くてよいものやおいしい食べ物を、手ごろな価格で見つけることができますよ。
本記事では、粉浜商店街の魅力について、留学生のエヴェリンさんと一緒にレポート。ここでしか手に入らない住吉大社のおみやげもご紹介します!
日本の商店街がどんなところか詳しく知りたい方は、こちらの記事「ローカルフードやおみやげ探しも楽しめる!日本の商店街・完全ガイド」をご覧ください。
粉浜商店街への行き方
住吉大社駅または粉浜駅までは、なんば駅から南海本線の電車に乗って10分ほど。大阪の中心地からも簡単にアクセスできます。
粉浜商店街でできること
食べ歩きを楽しめる!
粉浜商店街には、食べ物を扱う店がたくさんあります。軽食店や菓子店、惣菜などを扱う店をのぞいて、美味しそうなものを見つけたら食べ歩きするのがオススメ。
アツアツのたこ焼きをご賞味あれ
商店街の中ほどにある「キャベツハウス」は、たこ焼きや焼きそば、回転焼き(小麦粉の生地に餡やクリームを挟んだ焼き菓子。今川焼、大判焼きなどとも呼ぶ)などを扱うお店。アツアツのたこ焼きは、大阪を訪れるなら必ず食べたい一品。焼きたては中がとても熱いので、食べるときは気をつけて!
コロッケもおやつに人気
商店街の住吉大社駅側の入り口からすぐの場所にある精肉店「うしや」では、揚げたてのコロッケを食べられます。地元の方も、夕食のおかず用にコロッケやトンカツを買いに来るそう。
黒毛和牛のすじ肉や玉ねぎ、ジャガイモを使ったお店自慢のコロッケは1つ70円。このほか、かぼちゃコロッケやカレーコロッケなどもあります。
和菓子も1つから購入可能
和菓子を扱う「藤原富寿堂」では、ショーケースに入った和菓子を1つから購入することができます。1つ100円~180円ほどとリーズナブルに楽しめますよ。
食べ歩きをするときは、周りに迷惑をかけないことと、ゴミを持ち帰ることをルールとして守りましょう。
日本ならではの料理を持ち帰れる!
惣菜店やおかずを扱う店が複数並んでいるのも粉浜商店街の特徴。商店街の惣菜店では手作りの惣菜を扱っているケースが多いので、日本の家庭の味に近い料理を購入することができます。
日本の家庭の味に出会えます
「おかずのじゅん」では、サラダや煮物、揚げ物などの日本の家庭でふだんから食べられている惣菜を販売しています。ショーケースに入ったサラダや煮物は測り売りされているので、欲しいぶんだけ買うことができます。
魚料理も充実
鮮魚店の「あわじ」では、刺身や焼き魚などを少量ずつ販売しています。持ち帰れば、宿泊先でおいしい魚料理を楽しむことができますよ。但し、傷みやすいので長時間の持ち歩きは禁物です。
デザートにフルーツを買うのもオススメ
「岡本青果店」では、野菜だけでなくフルーツもたくさん販売しています。冬から春にかけてのオススメのフルーツはイチゴ。甘くておいしい日本のイチゴを買って、食後のデザートにしてみては?
掘り出しもののおみやげに出会える!
粉浜商店街は、地元の方々の生活必需品を扱う店が多いのですが、中には面白いアイテムやおみやげにぴったりの商品を扱うお店も。臆することなく、気になるお店に入ってみると、思いがけない出会いがあるかもしれません!
珍しい一本歯の下駄を扱う店も!
下駄や草履を専門に扱う「職人の店 荒井」には、めったにお目にかかれない一本歯の下駄や、「ぽっくり」と呼ばれる舞妓さんの履く底の厚い下駄も。試し履きさせてもらうと、「バランスをとるのが難しい!」とエヴェリンさん。足踏みをしてバランスを取るのがコツだそう。
鼻緒(草履や下駄のつま先にかかる部分)を、ご主人が購入者の足に合わせてくれるので、足の痛くなりにくい下駄を手に入れられます。
美味しい日本茶はおみやげにぴったり
「寺田園茶舗」では、京都の宇治茶を中心に扱っています。試飲させてもらえるので、好みの味のお茶を見つけられます。エヴェリンさんはこちらで桜の花の塩漬けが入った「さくらのお茶(税込360円)」を購入。
日本の家庭用品をおみやげにするという手も!
「暮らしの店 サンヨー」では、日本の家庭で使われている日用品を扱っています。旅行中に見かけた日本の生活雑貨をここで探してみるのもオススメ。プロ御用達の刃物で知られる堺の包丁もこのお店で購入できます。
粉浜商店街&住吉大社で1日楽しむモデルルート
AM:朝の静かなうちに住吉大社をゆっくり参拝
住吉大社は、全国に2300社ある住吉神社の総本社。1800年余りの歴史をもつ日本を代表する神社の1つで、古代神殿の様式を伝える本殿は国宝に指定されています。
巨大な筒に入ったおみくじや可愛いウサギのおみくじ、「重軽石(おもかるいし)」と呼ばれる石で願い事がかなうかどうかを占えるスポットなど、住吉大社には見どころがたくさん。
人の少ない午前中に訪れて、ゆっくりと参拝するのがオススメです。
LUNCH:商店街のレトロな喫茶店で昼食
住吉大社を訪れたあとは、粉浜商店街へ。商店街の住吉大社側の入り口に近い場所にある喫茶店「サンローズ」には、日本で「洋食」と呼ばれて親しまれているメニューがそろっています。写真の料理は薄切りの牛肉と玉ねぎをデミグラスソースで煮込んだ「ハヤシライス」。
PM:商店街で住吉大社のおみやげ探し&食べ歩き
昼食後は、粉浜商店街でショッピングを楽しみましょう。「サンローズ」の斜め向かいにある呉服店「こころや」には、住吉大社の「初辰猫(はつたつねこ)」が描かれた手ぬぐいが。このほか、大阪のシンボル・通天閣が描かれたものや虎が描かれた手ぬぐいもあります。
着物や、訪れたときには日本で室内用の防寒着として用いられる和服の一種、半纏(はんてん)も取り扱われていました。
「大社あられ お多福堂」は、米菓や豆菓子を扱うお店。「大社あられ」とパッケージに書かれているので、住吉大社のおみやげになります。こだわりの素材を使い、炭火で職人さんが手焼きで作るあられやおかきなどの米菓は、ここでしか手に入らないもの。スーパーやほかの商店で扱われている米菓とはひと味違い、米の旨みを感じることができます。
このほかにも、上記で紹介したお店を参考にショッピングや食べ歩きを楽しむのがオススメ。あっという間に夕方になってしまうはずです。ぜひこの記事を参考に、粉浜商店街散策を楽しんでみてくださいね!
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MATCHA編集者。